鍼灸って危険?

はじめに

鍼灸治療に対して危険なイメージを持つ人ってどのくらいいるのでしょうか。
人体に鍼を刺すことができる仕事なので、もちろん正しい知識を学ばないと治療に危険が伴います。でも、しっかりした医学的、衛生的な知識を有して治療をすれば安全に行える施術です。
「痛い」というイメージに対しても、痛みを軽減するためのいろいろな策が取り入れられています。

安全性と鍼灸治療に対する誤解

鍼灸治療はその歴史を古代に遡るほど長いものがありますが、今なお多くの誤解に包まれています。
古き良き東洋医学の一翼を担ってきた鍼灸ですが、なぜか「危険」「衛生的ではない」というイメージを持つ人が未だに少なからず存在しております。
こうした誤解を解き、安全性に富んだ鍼灸治療の実態をしっかりと伝えていくことが、私たちの使命であると考えます。

鍼灸治療の安全な実施

鍼灸治療が安全に実施されるためにはいくつかの要素が重要となります。
まず第一に、使用する針は滅菌された使い捨てのものでなければならず、治療を受ける部位の清潔が保たれることが絶対条件です。
施術者が適切な知識と技術を有し、患者の健康状態や体質を正確に把握したうえで治療に当たることは言うまでもありません。加えて、適切な環境のもとで静穏に施術を受けることは心身のリラクゼーションを促進し、治療効果を高めることにも繋がります。
これらが遵守されれば、鍼灸は非常に安全な治療方法の一つと言えるでしょう。

誤解されがちな鍼灸のイメージ

鍼灸治療への誤解の一つに、「痛みが伴う」というものがありますが、実際には鍼の挿入は非常に細いため痛みはほとんど感じられません。
また、「感染のリスクがある」という懸念も誤解であり、前述したように適切な衛生管理がされている限り、感染する可能性は極めて低いのです。
さらに、「科学的根拠がない」との疑念も見られますが、現代の臨床研究によってその効能が証明されつつある治療法なのです。
これらのイメージは過去の経験や伝聞に基づくものであり、現代鍼灸の実際の治療プロセスや効果、安全性をもっと知っていただくことが大切です。

専門家による治療の重要性

鍼灸治療は専門家による施術が不可欠であるということは、安全かつ効果的な治療を得る上で決定的です。
専門の養成機関で学んだ鍼灸師は人体の複雑な構造や経絡の流れを熟知しており、それに基づいた的確な刺激の提供が可能です。
施術者の技量や知識、経験は治療の成果に大きく影響し、何より患者さんの安心につながります。したがって、鍼灸治療を受ける際には資格を有する専門家を選ぶことが重要で、それによって誤解が解消され安心して治療を受けることができます。
専門家による適切な施術は鍼灸の安全性だけでなく、その信頼性を高める上でも不可欠なのです。

おわりに

鍼灸治療は適切なプロセスに基づいて行えば安全で、かつ治療効果に関してもとても大きな可能性のある治療です。
実際に私も実習で頻繁に鍼を刺しますが、耐え難い痛みを感じたこともなければ、危険な事故を起こしたことも起こされたこともありません。
鍼灸師の卵達は、常に緊張感を持って施術を行なっています。
まずは心から安心して身体を任せてもらえる鍼灸師になれるよう、これからも日々努力し続けたいと思います。

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